日本一 幸せな従業員をつくる!

友人が上映会を計画してくれて、映画「日本一 幸せな従業員をつくる!〜ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦〜」を観てきました。

なかなか予約の取れないほど人気だったホテルアソシア名古屋ターミナルが、駅前開発により廃業が決まり最後の10日間のドキュメンタリー映画です。

http://www.heartofmiracle.net/hotnews/hotnews0012013.html

昭和49年創業の名古屋駅前にある老舗のホテルですが、ずっと経営が順調だった訳ではありませんでした。

近くに超高層ホテルが出来てから4期連続の赤字で経営困難になり、そんな中、経費削減の為に元国鉄役員の柴田さんがアソシアに出向されたそうです。

しかしまず、柴田さんが取り組んだのは従業員が幸せになる会社作りでした。

従業員が先ず幸せになると、売り上げは後からついてくる。

赤字続きの中、多額の予算を使うのであれば通常は客室をキレイにする事から始めると思いますが、暗かった従業員休憩所を過ごしやすい場所リフォーム、寛げる空間に変えました。

次に美味しくなくて人が寄り付かなかった従業員食堂で働く方々の意識を変え、満席状態に持っていきました。

従業員の誕生会を開き、気軽にお話をする機会を多く作り、またひとりひとりをよく見ていて良い点を伸ばしていきます。

「自分にも出来る」と、自信がつき各々アイデアが生まれ、ホテルにいらっしゃるお客様にも接し方が変わりリピーターが増えていきます。

私が最も驚いたのは、柴田さんが来て1年目、どう計算しても赤字収支でしたが、労働組合から従業員の給料を減らすようにと意見があり、それは出来ないと却下する経営陣と揉めたところです。

普通は逆ですよね😂

柴田さんは、「心無い一言で人は傷つくんだ。」と、うつ病の従業員にも元気を取り戻す仕掛けをします。

仕事が原因でうつ病のなった方を多く知っているので、会社で治すなんて心底驚きました。

その他、どのエピソードを取っても、今までの常識を破りそれでも人を大切にし、それに従業員も応えている姿は涙無くしては見ていられません。

この上映会の特徴は、見ただけでなく鑑賞者同士が感想をシェアするところです。

実は全く真逆で、何十年も利益はちゃんと上げているのに従業員もそのご家族も不幸そうに見える会社を知っているのでシェアしました。

良い人が入ったなと思うとすぐ退社、若い人も育ちません。

長年そこで働く多くが離婚、その日暮らしの考えが蔓延して皆貯金をしていないので70歳超えた方も今も毎日、遅くまで仕事を続けています。

どうしてなんだろう、と長年不思議に思っていたのですが映画の終盤に、「トップが家族も従業員も大切にしていないからだ」と分かりました。

確かに経営は安定していますが、ワンマン社長でご家族もお金があっても、お世辞にも幸せそうとは言えません。

それでも社長は、お金さえあれば良いと信じて疑いません。

最近はこの映画を社員研修に取り入れている会社も増えているそうですが、大企業になれば尚更トップの意識が変わるのは難しいでしょう。

このアソシアのように小規模でしかも経営困難になったりと逆境がない限りは相当難しいことだと思います。

しかし、その精神は会社だけでなくどんな世界も通じるのだと思います。

ひとりひとりの心の中にこの気持ちがあれば、少しずつでもそれが伝わり、世界は加速して変わるのだなと感じました。

fullsizerender

場所を変えてベジプレートランチ💗

柴田さんの考えを伝えたいという志を持った方々によって上映会という形を取って少しずつ広がっているそうです。

この様な考えが広まれば、世界はもっと楽しくなりますね。

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